
11/4 たけしのエンターテイメント みんなの家庭の医学 のテーマは「脳と足を若く保つ秘訣」でした。
高齢でも足腰の筋力が強くて、脳年齢も若い!そんな方に共通したあるヒミツ。高齢でも丈夫な、体のある部分とは?
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最近は脳についてのテーマがやたら多いですね。糖質制限と認知症も深い関係があるしまぁ、興味もあるのでなんとなく見ていたのですが、「脳と足を若く保つ秘訣」というテーマの主役が実は・・・。
「
歯の健康」だったんです。
「高齢でも歯が丈夫であれば、脳年齢が若く、足腰を強く保つことができる」 ということが最近の研究でわかってきました。
なんだか余計に気になってきました。
なぜなら、ハトコ自身今、10年以上前に治療した歯を再度治療しなおしている真っ最中でして、歯の健康の大切さは日々痛感しているんですよね。
歯の健康と糖尿病はすごく深い関係があると知ってからというもの、とっても気にしているんです。
そこへ来て「脳と、足腰の強さ」、「筋力と歯の関係」さらに「歯と血糖値コントロールの関係」。なんだかハトコの必要なものはもの全部、歯とつながっているんじゃないの?そんな気がしてなりません。
ところで歯の丈夫さと健康ご長寿さんとの関係の続きですが、
◆高齢になった時に歯が何本残っているか?
永久歯は全部で28本あります。それが50代後半になると平均4本、60代後半では7本、70代後半では13本も歯が無くなっているのだそうです。
そして番組の実験では高齢でもほとんどの歯が残っているという方は、脳年齢や足腰の機能の検査でかなり若いという結果が出ていました。
その秘訣ですが、大切なのは「健康な歯で食べ物をしっかり噛む」こと。噛むことってすごく減っているんですってね。実は私も噛まない人です。
頭ではわかっていても、意識しても良く噛むって難しくないですか?噛めよ~噛めよ~っと意識しているのに我慢できずすぐゴクンと飲み込んでしまいます。不思議でしょうがないですが、あれは根気よく訓練することが必要ですね。
では噛むことがどのように脳の若さにつながるのでしょうか?
◆良く噛むことで脳にこんな良いことが!
1、噛むことで歯を支えている歯根膜と呼ばれている部分が刺激される。
2、その刺激が口の周りにある三叉神経(こめかみのあたりにある)に伝わる。
3、するとその神経を通って刺激が脳全体を活性化する。
4、記憶をつかさどる前頭葉の血流量も増加し認知機能が活性化する。
ということなんです。
なるほど!たしかに噛むことで脳が活性化するというのは聞いたことがあります。眠気を覚ますためにガムを噛むというのもこれと関係があるのでしょうか。
事実、厚生労働省の研究によると、歯がほとんどない人が
認知症を発症するリスクは歯が20本以上残っている人のおよそ1.9倍にも及ぶのです。
しかも、
歯が19本以下になると転倒するリスクが2.5倍にもなるという報告があるのだそうです。
原因は「
かみ合わせ」です。
◆歯の健康と筋力との関係とは?
私たちは歯をかみ合わせることで下あごを安定させているのですが、歯を失うとうまくかみ合わせることができず、下あごがずれて不安定な状態になります。
すると目線が定まらなくなることで体のバランスが崩れやすくなるのです。結果、歩くのが遅くなったり歩くことが少なくなってどんどん、筋肉量が落ちていく、と考えられています。
えー。これは驚きましたね。そんな関係があったなんて。
たしかに、奥歯のかみ合わせが悪いと力が入らないですよね。スポーツ選手などは致命傷かもしれません。
それが足腰の筋力とつながっていたとは。確かに、歳を重ねると、歩くのもバランスが悪くなって歩きにくくなるんですよね。で、億劫になってくる。あるある。と、うなずいてしまう方は多いのではないでしょうか?
では、どうやって歯の健康をキープすればよいのでしょうか?
◆歯の健康をキープする方法とは
歯の健康のためには「
噛む回数を増やす」ことが効果的なんです。
普段の食事の咀嚼回数を増やす。しっかり噛んで食べることがまず、歯の健康を保つポイント。
良く噛むことで、
・唾液がよく出る ・殺菌作用がある ・歯周病・虫歯予防になる |
という効果があります。
日本人の1食の平均咀嚼回数は約620回です。
でも多くの人は早食いになってしまっていて、一口につき10回とか、多くても20回くらいです。
ところが、高齢でも歯が丈夫で、良く噛む人は一口で30回以上噛みます。1食で噛む回数は1000回以上。2000回に近い時もあります。
いやーほんと、見習いたい!
私は子供のころから「アンタはうどん食べるときも全然噛まないねー」と家族に笑われていました。
そんな時は注目されていると勘違いして調子に乗って、うどんをほとんど噛まずに食べていた記憶があります。ちょっと!ちゃんとダメだって教えてよ~って今更悔やんでおります。
おまけに忙しい接客業などをしていたころは、仕事の合間に片手でおにぎりをパクついてお茶で流し込むような食事を続けていましたね。
お昼休みなんてそうゆっくり食べられている人は少ないんじゃないでしょうか?もうそんなことが何年もクセになってしまって今でも治りません。
とくに熱いものが好きで、ハフハフ言いながら食べるとほとんど噛んでいない気がします。^^;
最近はファストフードが好まれて、噛む回数が減っているとも考えられています。そして脂肪の多いものは柔らかいものが多く、噛まないことによって、脂肪の摂取量が増えていることも問題となっています。
◆唾液の働きってすごい!
そもそも、良く噛まないと何が悪いのか?というと、「唾液がよく出ない」んですね。歯を守ることができないんです。
唾液というのは歯を守る大切なもの。
<唾液の働きとは>
・虫歯菌や歯周病菌の繁殖を抑える抗菌力
・風邪とかインフルエンザのウィルスや細菌が侵入しないようにする
・身体の免疫力を保つ |
唾液がよく出るようになると、同じ唾液の量でも、抗菌力の強い唾液になるということがわかっています。
普段からよく噛んで唾液を良く出すようにすれば抗菌物質の量が増え、虫歯菌や歯周病菌を退治できます。
唾液が出ることで口の中が殺菌されて、清潔に保たれるんですが、唾液って年齢を重ねるごとに、出なくなってくるですよ。
私は仕事中、分からないようにこっそりと、ミントガムを小さくちぎって噛んでいます。そうしないと唾液が全然でなくてカラカラになるんですよね。ちょっと困ってます。
唾液が出ていると、ほんと口の中ってさっぱりし続けるんですよね。でも出ないとなんだか口臭がするんじゃないか?ってすごく気になってきます。
では、唾液をたくさん出すにはどうすればよいか?
それは、
「食べものを噛む回数を増やす」ことです。
でも、わかっていてもなかなか、噛む回数を増やすのって実は難しいんですよね。
そこで!噛む回数が増え、唾液量をアップさせる方法をご紹介しましょう。
◆簡単に噛む回数が増える3つの方法
①噛み応え食材をつかうちじりめんじゃこやたくあんなど、噛み応えのある食材を普段の料理にちょっと混ぜるだけ。
②料理の具材を大きくする。シチューに入れるお肉や野菜の具を大きくする。まぁひと手間かけるというより、手間をかけない?
③野菜は繊維にそって切る繊維が残っていることで、噛み応えがアップしますね。
そういえば、子供のころはたくあんが大好きでずーっとポリポリやってたなぁと思い出しました。
まぁ、たくあんは甘いし塩分も高いのでちょっと良い例とは言えませんが、自然と噛む回数を増やす方法はちょっと考えればいろんな食材がありますね。
キノコとか、海草類だって良いですよね。
ただ、噛むことを意識しないと、いくら噛み応えのあるものでも、シチューの具なんかは柔らかくなっていればさほど噛まなくても飲み込んじゃえってなりがち。
それでは意味ないですから、やっぱり良く噛むことは親がしつこくお手本となったりして小さいころから意識させることが大事なんですよね。
◆まとめ
脳の若さと足腰の筋力を保つ秘訣。それは「歯の健康」を保つこと。
・歯を丈夫に保つ方法とは?
良く噛む→唾液を出す→唾液の抗菌力で歯を健康に保つ |
・歯が丈夫な人は脳年齢が若い という理由は?
歯が丈夫→良く噛める→脳に良い刺激を与える→脳が活性化する |
・歯が丈夫な人が筋力も保てる理由は?
高齢でも歯が残っている→かみ合わせが良い→身体のバランスが保てる→しっかり歩ける |
・噛む回数を増やす簡単な方法は?
→噛み応えのある食材をプラスして強制的に噛む回数を増やす |
歯は大事ですよホントに。一度永久歯が虫歯になってしまうともう、取り返しはできませんものね。
私が歯の健康に特に関心を持ったきっかけは、「歯周病と糖尿病の関係」です。歯周病になると、血糖値コントロールに悪影響を及ぼし糖尿病が悪化することがわかっています。
しかも、歯周病は肝炎の原因にもなっている!?ということを話題にしたこともあります。
→9/16みんなの家庭の医学 NASHとは?歯周病が肝炎の原因!?歯周病になると、歯周ポケットから歯周病菌が炎症性たんぱく質(TNF-α)を放出します。
これが血管をとおって、血糖値を下げる働きをもつホルモンであるインスリンをつくりにくくするんです。
歯周病になると糖尿病が悪化し、さらにそれが原因で歯周病を進行、悪化させる・・・というワケわからんような悪循環になります。
→糖質制限の効果(2)歯周病の改善~歯は抜かないで!~糖質制限を始めてから歯周病を気にするようになったのですが、脳年齢や筋力の強化に関係があるなんて!もっと早く知っておくべきだったわーと悔やまれつつ、また明日も歯医者へ通うのでした。早く治療を終えたいよー。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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そうなんですかー!へぇぇ~それは勉強になります。
ほんと、良く噛むことって、まだまだ知られざる効果がありそうですね!
今日は意識して良く噛んでみました。でもまだ一口30回でも難しいくらいです。
いつの間にか飲み込んで消えています。^^;
良く噛む効果、これからも追跡してみたいです。